ひとつの会社をふたつにわける(営業譲渡)

== 状況 ==
ある会社は、飲食店と建材の販売業を営んでいます。ふたつの事業の責任者は別の方です。両事業とも業績は好調なのですが、事業の内容がまるっきりことなること及びそれぞれの部門の経営方針が異なるため事業を分けたいという相談されました。

== 対応 ==

会社をふたつに分ける代表的な手法に会社分割と営業譲渡があります。どちらの方法がいいかは、その会社の状況によって異なります。今回のケースではコストや手続に要する時間を勘案して営業譲渡によって会社をわける方法を提案しました。建材の責任者に新会社を設立していただき、建材の事業を新会社に営業譲渡し、旧会社の役員を辞任することで会社をわけることにしました。